こんにちは!
この記事は、強迫性障害を患った僕が実際に厳守していた自分ルール(強迫観念)を1例ずつ紹介するものです。
それでは早速、中学生のころにあった事例を。
自分ルール名「電柱に引っ掛かる学力」
です。
どうぞ。
俺の体の周りには、俺の学力が浮遊している。
その学力は雲のような形を成して、俺の体を包んでいるんだ。
これを「学力の雲」と呼んでいる。
登下校や外出するとき、その道には必ず電柱が立ち並んでいる。
電柱の横を通ると、学力の雲が電柱に引っ掛かるんだ。
俺がこのまま前進すれば、学力の雲は千切れてしまう。
千切れて俺から離れてしまう。
そうしたら、俺は学力を消費して、学力や成績が下がってしまうんだ。
だから、学力の雲を失うわけにはいかない。
そこで、学力の雲を回収する方法がある。
電柱を見ながら思いっきり息を吸い込む事で、学力の雲は俺の元に戻ってくる。
これを、電柱の横を通る度にやるんだ。
電柱って、かなりの本数がある。
通学路にある電柱の数だけでも、10や20ではない。
これを横切る時、毎度吸い戻さなければ。
学校に着く頃には、酸素の吸いすぎで手や片方の脳が痺れてくる。
でも、吸い戻さなければ。
これを毎日毎日やらないと、俺は学力や成績が低下するんだ。
もちろん、そんなの馬鹿げている。
わかってはいるんだ。
意味無いって。
でも、この自分ルールに従わないと、学力や成績が低下しそうで、怖いんだ。
ルールを無視しようと頑張った時もあった。
電柱を無視して前に進んでみた。
だけど、居ても立っても居られなくなって結局、吸い戻していない電柱まで戻るんだ、、、
はい、意味不明でしょ?
これは僕が中学生の時の自分ルールのひとつです。
まだまだ、紹介していきますね!
では、また次回!