この記事では、、、
1、強迫性障害ってどんな病気?
2、強迫性障害の症状は?
3、治るの?
この3点を、病院に行かずに一時寛解させた僕の独自の視点から解説します。
あくまで、強迫性障害を患ったひとりの人間の独自の視点、独自の解釈、経験で話をします。
一般的で医学的立証された記事をお探しの場合、この記事はお役に立たてない、かも知れません。
重ねて言いますが、一患者のリアルな経験談としてご認識ください。
1、強迫性障害ってどんな病気?
簡単に言えば、「自動発生する自分ルールに従わないと気が済まない」という心の病気です。
自動発生とはいえ、自分ルール(これを一般的に強迫観念と言います)の特徴や発生頻度、そして守らねばならないという強度は人それぞれ。
長期間に渡ってルールがひとつだけの人もいれば、無尽蔵に増える人もいる。
僕は後者。
無尽蔵に自分ルールが増える。
増えて増えて、蓄積していく。
自分ルールがどんどん生活の中に溢れて、生きにくい人生を送ることになります。
自分ルール、、、
それは一見、良いもののように聞こえるかも知れません。
遊んだら、必ず勉強もする。
毎日寝る前に筋トレする。
靴底のすり減った靴は履かない。
など、本来なら自分を律したり、向上させたりするものです。
ですが、この病気での自分ルールは、そんな建設的な代物ではありません。
まったくの無意味。
時間の無駄。
神経をすり減らす害悪。
そうでしかない。
(その症例は次項目で挙げます。)
強迫性障害者は、そんな自分ルールに人生を締め付けられている。
こんなの無意味だ!
そんなこと、自分が1番よくわかってる。
だけど、自分ルールに従わなければ気が済まない。
従わなければ、不幸が待っている。
そんな気がしてならないんだ。
2、強迫性障害の症状は?
この項目では、自分ルールの例を挙げます。
例えば、こんなものがあります。
・鍵を閉めたか気になって、何度も何度も確認に戻る。
・手がまだ汚れている気がして、長時間手洗いがやめられない。
こう言ったことは、よくある自分ルール(強迫観念)の例として挙がります。
あるドラマでは、
・深夜に三度、コンロを確認しなければ超人が家族を殺しにくる
という自分ルールを背負った脇役がいました。
考えたら、
そんなことあるわけなくない?
と思いませんか?
そうです。
そんなことあるわけないんです。
そもそも「夜中に三度、コンロを確認」することに意味などありません。
そして、「超人が家族を殺しにくる」ことには何の根拠もありません。
さらに、二者の間に関連性などありません。
ね?
まったくの無意味でしょ?
でもこの脇役は、毎日深夜に三度起きて、コンロを確認するんです。
そして、ヒロインに言うんです。
意味がないのはわかってるけど、やらないと気が済まないんだ。って
僕ら強迫性障害を持つ人にとって、この脇役の辛さは身に染みるほどわかります。
無意味な自分ルールに心身をすり減らしながら従う、その辛さ。
一時的な事じゃない。
何年も、何十年も自分ルールは続くんです。
そして、自分ルールは、ひとつならまだいいかも知れない。
以下は、僕が中学生の時に持っていた実際の自分ルールの一部です。
・学力や成績が電柱に引っかかって、吸い戻さないと成績が落ちる
・階段の1段目は、3度足踏みしないと、階段に学力や成績が吸い取られる
・シャワーで頭を洗う時、常に息を吸い込み続けなければ、学力や成績が洗い流される。さらに排水溝に流れる水を目視しながら息を吸い込み続けなければ、学力や成績が流れていく
・消しゴムなど、落としたものを拾う時に、他人のことを思い浮かべてはならない。思い浮かんだその人に、学力や成績が移行してしまう
ね?
意味不明でしょ?
当時中学生の僕でもわかってました。
無意味だ、と。
馬鹿馬鹿しい、と。
でもね。従わないと、どうしても気が済まないんです。
従わないと、恐怖さえ覚えるんです。
上に書いた自分ルールは、ほんの一部。
こんな意味不明な自分ルールが、もっともっとありました。
強迫性障害の症状とは、こういうものなんです。
(詳しい自分ルールやエピソードは、後々書いていきます)
3、治るの?
治す方法はあります。
その代表的な治療法に「認知行動療法」というものがありますが、ここで書くものは、病院で受けられるそれとは異なります。
僕は病院にかかったわけではなく、もちろん公式な治療を受けていません。
当ブログが紹介するのは、独自の考え方に基づくオリジナルの方法であり、医学的根拠が立証されている訳ではないと言うことにご留意の上、お読みくださいね!
とはいえ、その具体的な方法は、また後々に別記事として書きますね!
では、また。