ikukyuhakkekkyu’s diary

育休明けて「白血病」メンズ看護師の闘病日記!

初めて怒鳴っちゃった。 #白血病パパ

パパが育休をとっていた頃からそうだった。

 

育児家事はパパが受け持つ。

それはそれでいい。

その為に育休とってるんだし、育休終わってからの帰宅後や休みの日も、それでいい。

 

でもさぁ

育児も家事もやり方や方針はママの納得する方法で。

パパは指示を受けて、ママの意に沿うよう実行する。

 

パパはママの意に反しないよう、かつ息子をママの邪魔にならぬ様にみなければならない。

 

そして、溜まりに溜まって「〇〇(息子)のこと全然わかってないじゃん」という一言にキレちゃった。

キレたと言っても軽くだけどね。

 

ママに対して大きな声だしたのは初めてだった。

 

もう1年以上、「泣いてる時にママが来ちゃうとママがいなくちゃ泣き止まなくなっちゃうから、来るの堪えて欲しい」とママにはお願いしている。

 

だけど、いつも泣き始めて3分以内に登場してしまうのだ。

そうすると息子はママから離れなくなってしまい、ママはママでパパに対して「やることやれないんだけど」という始末。

そうならない様に「泣いても来ないで」と言っているのに。

 

ママとしては「だいぶ待ってる」と言うんだ。

泣きじゃくる子供を泣き止ませるには、子供の納得できる様に言い聞かせたり、お話を聞いたり、要望を通したりしないと泣き止まないんだけど、そんな3分(今日なんて30秒も経ってないw)なんかで子供を納得させるなんて難しい。

まぁ、僕のスキル不足でもあるけど。

 

そんな中でママは登場し、抱っこすることで泣き止ませてしまうんだ。

 

仮にママが息子をいつも見てて、育児全般を担ってるならそれでも良いかもしれない。

 

だけどウチでは違う。

 

僕が家にいる時間は主に僕が育児をするんだ。

 

ママが居ないと泣き止まないのは家族3人にとって困る。

 

でも、ママはそう思ってないんだろうな。

この苦労も理解しようとしているとは感じられない。

少なくとも僕はそう感じる。

 

だから、ウチはもう1年以上堂々巡りなんだ。

それでいて「息子のこと全然わかってない」「あなたは育児が初めてだから」と言うんだ。

 

そりゃあ、僕のスキルが足りてないのは分かる。「容量わるい」のも反論の余地はない。

 

だけど、ママも一度考えてみて欲しい。

しっかりと。

 

ウチは2人で家事育児こなしてるんだから。

 

 

最近、息子は乳離れに成功した。

 

かねてから(これも1年以上)、寝る時とか泣いた時にすぐ授乳で解決したら、それがないと泣き止まなくなるから、泣いてもパパと息子に時間をくださいと言っていたが、相変わらずママの登場は早かった。

乳離れなんてまだまだ出来ない。

そう思っていたが、1ヶ月ほど前に転機が現れた。

ママがコロナになったんだ。

 

ママとの隔離生活が始まったんだ。

 

否応なしに授乳できない状況。

これは乳離れには好機だった。

乳離れというか、乳がないと眠れない習慣から脱するのに。

 

隔離3日目くらいまでは、いつもあるはずの乳が貰えず夜寝られなかったのが続いたけど、息子もだんだんと慣れ始めた。

 

パパがオモチャの腹話術で「一緒に寝よう」と言うと、「はーい」と寝られる様になったんだ。

 

隔離生活が終わる頃には、息子は20:30ごろに「ねんね態勢に入る」と自分から言い出し、オモチャの腹話術と絵本をちょっと読むだけで眠り、朝までしっかりと寝られる様になった。

 

自分から「ねんね」すると言うこと。

すんなり寝入ること。

朝までしっかり眠れること。

 

これは3つとも、それまでできなかったことだ。

 

普段なら与えられなかった「時間」ができたおかげ。

 

こう言うふうに、時間さえあれば息子もパパも成長できると思う。

 

もう一度、しっかり話を聞いてもらおう。

大きな声だしたって無意味だ。

(いつもならしっかり堪えるんだけど、なんかもうママにどう思われようとどうだってよくなってしまってた。タガが外れるとは、こういうことでもあるんだろうなぁ)

 

#白血病 #育児